燈火コラムvol.3―――地域の知恵を未来へつなぐメディア フォーラム「地方創生経営者フォーラム~伝燈と志命~」

今回は本プロジェクトで企画・運営する「4つのメディア※」のうち、フィーラム「地方創生経営者フォーラム~伝燈と志命~」についてご紹介します。
(※4つのメディアとは①番組、②フォーラム、③雑誌、④ウェブ)

■よそ者ではなく、自分事に

 番組を通して、それぞれの長寿企業が持つ〝唯一無二のものがたり〟には、信用や知恵があり、それを伝えていく使命を感じていましたが、番組を全国的に展開するには従来メディアのように大型スポンサーをつけ、そのスポンサーのために取り組まねばなりません。

またスポンサー意向により、本来の目的が損なわれる可能性も多分にあります。そこで、地域にある長寿企業の〝ものがたり〟を発掘し、その中に秘める知恵を遺し、伝えていく上で、番組のように1社ずつフォーカスするのではなく、地域の長寿企業同士のパネルディスカッションを通し、参加される次の時代・世代を築く経営者の皆様に届けることにしました。

私自身も石川県金沢市出身であり、田舎者だからこそ理解できることですが、地域で東京から持ち込まれたイベントが開催されても、〝よそ者〟という認識を拭い去ることができません。

よそ者から身内(仲間内)へと変わるためには、地域の方々に参画して頂き、主体として継続的に開催していく中で〝自分事〟となり、根付いていくことが必要不可欠です。

実際に本年7月には第1回として広島で開催致しましたが、広島銀行の皆様のお力添え無くしての実現は難しかったと実感しています。

これまで、明らかにされることのなかった長寿企業の知恵を、地域の皆様と〝共に〟発掘し、その知恵が地域の価値向上へと繋がる〝土台〟を築き、地域活性化・地方創生に貢献していく。

このフォーラムの使命に共感頂き、更に一歩踏み出し(長寿企業のご紹介や後援企業のご縁を頂く等)、フォーラム推進における同志、仲間を得られたことが何より心強かったです。

だからこそ、広島銀行をはじめ、広島県、広島県商工会議所連合会、広島市商工会議所、広島テレビ放送、中国新聞社、広島エフエム放送(順不同、敬称略)と多くの後援を頂き、開催することができました。

改めてこの場をお借りし、ご協力賜りました広島銀行・三吉専務、谷口室長、橋本様をはじめ本フォーラムを支援頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

■伝燈と志命に込めた想い

「伝燈と志命」というネーミングには、
伝燈:過去から現在
志命:現在から未来
と2つに懸ける想いを遺していく、というコンセプトが込められています。

知恵は万代の宝であり、長寿企業の知恵は地域、日本、そして世界の財産であるからこそ、地域に根ざした企画として、2022年には日本全国44道府県で、毎年開催、つまりほぼ毎週、どこかの地域で開催できるよう、地域の皆様、地銀、自治体、商工会議所、新聞社、テレビ局等のコネクターハブ企業※である皆様と共に、全国各地での継続開催を築いて参ります。
(※「コネクターハブ企業」とは、地域の中で取引が集中しており(取引関係の中心となっているハブの機能)、地域外とも取引を行っている(他地域と取引をつなげているコネクターの機能)企業をいう。)

ちなみに、東京、大阪、愛知の三大都市におきましては、『上記44道府県の開催という目標が達成できるまでは実施しない!』という方針を打ち出しています。

私たちのような、まだまだ土台が築けていない弱小企業は、やりたいこと全てを実施できるだけのリソース(ヒト・モノ・カネ・情報・ネットワーク)が足りていないからこそ取捨選択せねばならず、東京には東京五輪、大阪には大阪万博、愛知にはリニア中央新幹線と未来に向けての取組みが多いからこそ、私たちは地域にフォーカスし、地域の知恵を発掘し、三大都市をはじめ、日本全国へと届け、活かしていく仕組みを構築すべく、全力を尽くしていきます。

その活動が少しでも地域の活性化、つまり〝地方創生〟の一助へと繋がっていくことが本望です。

智慧の燈火プロジェクト発起人:田中雅也 

2018-03-09T17:20:24+00:00 2017/10/01|燈火コラム(社長コラム)|