燈火コラムvol.4―――万代の宝である知恵を遺すメディア 雑誌「一燈照隅」

今回は本プロジェクトで企画・運営する「4つのメディア※」のうち、雑誌「一燈照隅」についてご紹介します。
(※4つのメディアとは①番組、②フォーラム、③雑誌、④ウェブ)

 ■なぜ番組だけでなく雑誌を発行するのか

雑誌の創刊にあたっては、三つの理由がありました。

一つ目は長寿企業の皆様において、番組やフォーラムを通して〝ものがたり〟を遺すことには指定日へのスケジュール調整が難しくご遠慮される方々が多いこと。

二つ目は紙媒体のように話した内容を事後チェックし、写真においても取捨選択できるものであれば取材了承頂く方々が多いこと。

三つ目は、番組やフォーラムのように映像をみる時間やデバイス(インターネットやスマートフォン)を得られない方々が多いこと。

だからこそ、手元でアナログで見れるものが知恵を伝える上では大事であることに気づき、『一燈照隅でしか取り上げられない企画を!』という想いでスタートしました。

■唯一無二の記事・企画を

その中で、他のどのビジネス誌にも掲載されていない、親子対談(会長&社長)を始め、八王子市の市政100周年やお祭りのように、ここでしか見られない〝ものがたり〟を遺すことにチャレンジしています。

これからも新たな企画や連載が生まれますが、世の中の万人に響くものではなく、自社や自分自身と重ね合わせ、気づきや感動が生まれるコンテンツ、つまり100人中99人には価値が無くとも、たった1人には価値を感じ、熱狂的なファンになって頂くことも、ひとつの側面として大切だと考えています。

この2つの想いを込めたのが、「一燈照隅」というネーミングです。

天台宗の開祖として知られる僧・最澄は「一燈照隅万燈照国(いっとうしょうぐうばんとうしょうこく)」という言葉を、昭和歴代首相の指南役を務めた安岡正篤は「一燈照隅萬燈遍照(いっとうしょうぐうばんとうへんしょう)」と遺しました。

最澄は、一隅を照らす人が増えていき、万のあかりとなれば、国全体を照らすことが出来る。
正篤は、あれこれ論じるよりも、まず自分がいる場所を明るく照らせる人間に。
という意味を込めたと言われています。

この雑誌が一隅を照らすことができるように。
手に取っていただいた方の燈火となるように。

そして、遺されていく長寿企業の知恵が100年先、1000年先に必要とされるものとなるよう、想いを込めて発行し続けていきます。

智慧の燈火プロジェクト発起人:田中雅也 

2018-03-09T17:20:15+00:00 2017/11/01|燈火コラム(社長コラム)|