2019.7.22(月)
「第5回 地方創生経営者フォーラム・静岡 伝燈と志命」開催

過去最多250名を超える皆さまが参加くださり、
幾多の困難を乗り越えながら、
創業の精神をもとに、伝統の味、匠の技、お客様との信用を受け継ぎ、
地域とともに発展してきた長寿企業には唯一無二の知恵があり、
これこそ地域の宝であり、日本の財産である、と改めて実感した次第でございます。
第一部では「長寿企業 経営者の葛藤と知恵」をテーマに
長寿企業のトップ陣が実際に様々な困難や危機にいかに向き合い、理念を再確認しながら挑戦し、イノベーションを興してきたのか、
について、事業承継・ターニングポイント・人財・未来という4つの切り口で伺い、
第二部では「長寿企業 後継者の苦悩と革新」をテーマに
NO.2として外部(修行や夢への挑戦)から戻ってきたギャップを改革する中での苦悩や社長(父)との二大巨頭による弊害、人事評価&社内制度の改革、
更には事業承継の実際の会話等々について、
苦悩と葛藤・時代を繋ぐ挑戦・事業承継と未来展望という3つの切り口で
よくある経営者セミナーで散見する建前や理論・理屈ではなく、
実体験にもとづく本音と本質を伺うことができました。
全てを本メルマガでは書ききれませんが・・・一部だけおすそ分けでございます(笑)
・ヤマザキ 4代目 山崎 寛治会長※創業1890年(明治23年) https://www.yamazaki-grp.com/
『事業とは修行である。志を持ち、理念・ビジョンに向かって耐え続けながら、「いつ潰れるかわからない!」と危機感を持って努力し続ける。ただそれだけ。』
・江﨑新聞店 4代目 江﨑 和明社長※創業1909年(明治42年) https://www.ezakinet.co.jp/
『理念の確立&浸透こそ、経営者が第一に為すべきこと。理念浸透を知る唯一の方法は、末端社員に「理念は何?」と聞き、正確に答えられるか否か。』
・田丸屋本店 5代目 望月 啓行社長※創業1875年(明治8年) http://www.tamaruya.co.jp/
『商品・サービス・会社の価値&本質を見極め、必要なければ潰してOK。ここにしかない価値があるからこそ、そのぶれない軸&コアは確立し、その他は全て変革しながら時代を超えて繋いでいく。』
・丁子屋  14代目 柴山 広行専務※創業1596年(慶長元年) https://www.chojiya.info/
『歌川広重の画に描かれている「丁子屋(料理の作り手)、お客様、自然薯農家」、この三方よしの商売を続け、かやぶき屋根、鞠子の風景を次の世代に遺していきたい!2020年10月12日、歌川広重の命日に事業承継することを決定&初公開!』
・浮月楼  久保田 耕平専務※創業1891年(明治24年) https://fugetsuro.co.jp/
『浮月楼の価値は庭と日本料理と捉え、一族として初の厨房(現場)へ。人事評価や人材登用、社員との個別面談等、一つひとつ改革&現場の声を吸い上げしながら、現社長(叔父)と方向性を語り合い、庭を活かした日本の伝統文化を届ける仕掛けに挑戦していきたい!』
・栗田産業  栗田 圭副社長※創業1890年(明治23年) http://www.kuritasangyoh.co.jp/
『社長(父)が「やりきった!」と感じてもらえるまで頑張って頂きたい。同業他社との鋳物ネットワークを更に広げ、全国で活躍する鋳物屋それぞれの強みを活かせるようにしながら、大学との研究を通して新たな素材や新商品の開発に取り組んでいきたい!』
参加者アンケートでも、様々な嬉しい言葉を頂けて、有難い限りです!
※参加者アンケート(抜粋)
・事業承継に重点を置いた、ありそうでなかった企画で、これほどの経営者の方々を迎えて実体験の話を聞ける機会は無く、気づきや学びが非常に多かった!
・困難なときにこそ、創業の精神に立ち戻り、企業としての存在価値を見つめ直し、勇気を持って変革に取り組むこと。その想い・理念を社員全員が共有する大切さを学びました!
・事業承継とは、父(経営者)と息子(後継者)の間で、「変えないこと&変えたいこと」を話し合うこと。腹を割って理念・存在意義を語り合う大切さを痛感しました!
・事業承継の覚悟、血縁による事業承継の苦悩等々を伺いながら、価値のあるものだけを将来に遺し、その他は時代に合わせて変革(創意工夫)していくことを胸に刻みました!
・経営の視点のみならず、人を動かす「リーダー論」にも通ずる話が聞けて非常に勉強になった!ぜひ継続的な開催をして欲しいし、知人・友人には是非とも勧めたい!
その他、
後援企業の皆さまより
静岡銀行 中西会長をはじめ静岡鉄道 今田社長、静岡新聞社 村松常務等々、数多くの皆さまにも来賓を賜り、
来賓代表として、静岡県 吉林副知事に挨拶を頂きました。
※後援企業の一覧(順不同):静岡県、静岡市、(一社)静岡県商工会議所連合会、静岡県商工会連合会、(一社)静岡県経営者協会、静岡県中小企業団体中央会、静岡経済同友会静岡協議会、静岡銀行 、静岡新聞・静岡放送。
また、
特別登壇として水戸徳川家 15代目当主 徳川 斉正様もお招きし、総括を頂きました。
水戸徳川家も代々継承しながらも、災害による被害やミュージアムの運営等々、
継承していく難しさと葛藤、当主としての使命等々、ユーモア溢れるお話を賜りました。
パネルディスカッションの後には
懇親会でも大いに盛り上がり、閉幕となりました。
<今後の展開:静岡燈火会(地域で学びながらイノベーションを興す、新たな寺子屋組織)>
今回の開催につきまして、
本フォーラムを単発開催し、登壇者・参加者・後援企業の皆さまにとって価値を感じていただけるよう
成功に導くことが目的・ゴールではなく、継続的な仕組みづくりを目的にしております。
地域の宝である長寿企業の知恵を更に発掘し続けながら、
イノベーションのキッカケとして学びや気づき、
更にはコラボレーション&タイアップ等々が生まれる仕組み(プラットフォーム)を築くべく、
「静岡燈火会(しずおか・ともしびかい)」
を立ち上げると共に、
今回ご縁頂いた皆さまと共に、
学びながら活かせる仕組みを築き、静岡県を盛り上げて参ります。
2019-12-04T11:52:02+00:00 2019/07/22|ニュース|